概要は下記のとおりです。 ①経歴 ②動機(なぜ,とろうと思ったか?) ③抱負(なった後の) ④経験論文の補足説明 ⑤青本で,改訂してほしいことは? ⑥技術士の義務
試験官は,2名でした。 向かって右の方が,年上で,主に質問されました。 左の方は,若く,経験論文について質問されました。 おふたりとも,終始にこやかで,自分も話しやすく, 何度か私の話に笑っていただけました。
1 まず,①②③をあわせて訊かれました。 ①を長く話してしまいました。 他の問いを忘れてしまい,聞き直しました。 「①で話してくれたが,再度②を話してください」と言われました。 ・昨年,技術士になった後輩に勧められたこと ・12年度に,一緒に技術士になった愛媛県庁の友人にも誘われたこと これがきっかけで,「青本」を読み始めたこと すると,平成12年度,13年度に自分が業務で悩んだこと [危機管理],[人的資源管理,経済性管理,情報管理]の 指針・方向付けが簡潔に示されていることを知り, ぜひ総合技術監理部門の技術士になろうと思い, CPDの責務もあり,勉強したことを話しました。 また,総合マネジメントは,行政の技術者にこそ 必要な部門だとも話しました。
2 ④経験論文で,試験官が理解できなかった箇所について 説明を求められました。 下水道工事執行の原則を話し,理解していただきました。
3 ⑤青本が役に立つ・有用であることを力説したためか, 足りないと思うこと・追加してほしいと思うことを聞かれました。 「情報管理」だと答えました。 危機管理を体験して,人命第一・避難対応・民生の安定が, 公共事業に携わる者にとって最優先事項であることを, 改めて知ったこと,マスコミ対応に苦慮したこと, それでも情報開示と説明責任があることの会話をしました。 これらのことを,「1節」設けて書いてほしいとお願いしました。
4 「ていねいに話してくれたので,時間がなくなった」と言われて, 最後に⑥技術士の義務を聞かれました。 普通なら,3義務2責務を言うのでしょうが,口から出たのは, 技術士倫理要綱でした。 「まえがき」は言わずに,10項目のうち,自分が気にしていること, 特に大事だと思う項目をあげ,少し補足説明を加えました。 「品位保持」「秘密保持」「専門技術の権威」「中立公正の堅持」 「相互信頼」そして,「他の専門家等との協力」です。
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