平成23年度(第2回、第3回)出前講座
第1回出前講座の反省ならびに教官や学生からの要望を踏まえ、以下に述べる点に改善を加えて平成23年度の出前講座は開催しました。
①女性技術士(徳島:2名,香川:2名)を招聘して、女子学生の要望に応えた。
②アイスブレイクを取り入れ、話しやすい環境を創出した。
③対象学年を建設システム3年生まで拡大した。
④統一テーマを設定して実施した。
◆計画表
第2回:7月5日(火) | 第3回:10月14日(火) | |
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テーマ | 統一テーマ:建設産業を知る | |
実施時間 | 12:50~14:20の90分間 | |
対象学年 | 建設システム3年生 | 建設システム4年生 |
受講学生数 | 33名(内5名女子学生) | 38名(内9名女子学生) |
支援技術士数 | 15名(内4名女性) | 15名(内3名女性) |
基調講演 | アイスブレイク | |
討議手法 | 前年度と同様に学生を8グループに分け、1~2名の技術士で対応するグループ討論 | |
評価方法 | アンケート評価 | |
注記)①香川技術士会にお願いして女性技術士を招聘する。 ②花岡理事にアイスブレイクを依頼する。 ③事前に学生から質問を収集し、その回答を準備する。 |
◆学生・教官からの評価等
今回も概ね好評価でした。
【第2回:建設システム3年生】
(学生からの意見)
①学校以外の社会で働いている人から話を聞け、とても参考になった。
②アイスブレイクによって、後のグループ討議が楽に始められた。
③実際の場所で仕事を体験された方々に、普段どおりの授業よりも一歩踏み込んだ話を聞けて良かったです。
④将来の不安に対して、明確な答えを出してくださいました。
⑤もう少しグループ討議の時間が欲しかった。
⑥同じ女性として話を聞けるだけで、とても参考になったのでよかった。
⑦話しやすかった。女の人が考えてしまうこと(子供のことなど)を、これから考え直したいと思った。
⑧女性にしか聞くことができない話をたくさん聞けたし話ができた。
⑨女性技術士に、私もなります。
⑩このような機会をもっと増やして欲しいです。
(教官からの意見)
①いつもの授業と違ってハキハキしていた。
②いつもの授業より学生が活き活きしていた。
③アイスブレイクの効果で、心配された学生の意見発表ができて良かった。
【第3回:建設システム4年生】
(学生からの意見)
①就職についてわからないことがあったが、わからないことをとてもわかりやすく丁寧に教えていただき良かった。
②2年生の後半くらいからやっていった方が良いのでは……?
③アイスブレイクで緊張感がなくなっていった。
④女性技術士はかわいい方ばかりで驚きました。
⑤これからは、女性も技術士が必要だと思います。
⑥男女の区別がまだ残されているこの業界で、女性がいることはやはり大事だと思えました。たくさんの話を聞けましたし、これからは男女平等社会になって欲しいものです。
⑦昨今、日本は女性が活躍する社会が広まっているので、女性技術士が参加するこのような機会は、とてもためになるのだと感じた。
⑧資格を取るということは、自分自身を高めるということが分かった。
⑨グループ討議の時間がもっとあればと思った。
⑩また出前講座を受講したいです!!
(教官からの意見)
①普段の授業より真剣に取り組んでいる。
②少し本音が少なかった気がする。
◆支援技術士の反省・感想
①自分が話し過ぎて学生と話をする時間が短かった。
②学生に多く話してもらう工夫が必要。
③WS手法を用いれば、必ず何か意見を残せるのではないか。
④もう少し意見交換(グループ討議)の時間を長くしても良いのではないか。
(花岡理事のアイスブレイクでリラックス) |